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ゆーすけべー日記

はてなBlogってどーなの!?

パチモンの方のYAPCに参加してきました

7月2日、3日と昨日まで開催されていた「YAP(achimon)C::Asia Hachioji 2016 mid in Shinagawa」に参加して来ました。2日目に至っては40分のトークを2本発表するというヘビーなことをだいぶ疲れたけど、全体的に出会いあり、笑いあり、学びありでサイコーなイベントでした。

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これがなんとuzullaさん個人開催のイベントとは思えない(たまに参加者の方と話して「このイベントスポンサーついてるんすよね?」って展開になって「いえuzullaさんのエゴなんでスポンサー0です」と応える感じが面白かったw)!ってことでひとまずuzullaさんと実はかなり大量にいたスタッフさんに感謝!

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では印象的なポイントについて書いてみようと思います。

YAPC Ramen Challenge

1日目の朝、妙に早くおきてしまい、朝飯をとりつつゆっくり会場へ行こうと外へ出ました。会場が品川のマイクロソフトさんなので五反田経由がいいかなと思い、歩いていると通りにラーメン屋がやっている... そこで思い出したのが一昨年2014年、bayashiさんがYAPC::AsiaでLT発表した「YAPC::Asia Ramen Challenge」なるもの。OSSの発展を願い以下のことをやるプロジェクトです。

  • ラーメンを食べるか、OSS に貢献する。もしくは両方を行う。
  • 結果は、Twitter や Facebook に投稿する。

bayashi.net

今回のYAPCのPはPachimonの方ですが、面白そうなのでこの#yapcramenを三度流行らそうと朝から凪の煮干しラーメンを食った。

まぁそしたら結果サンフランシスコまで波及したのですごく良かったです。

初トークのふたり

顧問してるトラベルブックのエンジニアふたりがこのヤパチーで技術勉強会/カンファレンス登壇童貞を捨てるというめでたい事案が発生!後で聞いたら「めっちゃ緊張した」って言ってたけど、発表することで学びを得た感想を言っててすごく良かった。

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1日目の印象に残ったトーク

1日目だとまず朝一の「既存のAndroidアプリをリファクタリングしていく話」が良かった。hisaichiくんの語り口調がめっちゃ分かりやすくて、僕も今まさにiOSアプリの開発をはじめていて、参考になった。

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次に印象的だったのはマコピーの「お前ら!!!!画面の中から出てこーーいい!!!!世の中は3次元だぞ!!!!!!!!!!!!!」というトーク。3Dプリンターをつくっちゃう側の話。本当は裏のトーク聞きに行こうと考えていたけど、自作した3Dプリンターの実物を持ってきてそれをトーク前にみちゃったものだからそのままセッション参加して「沼の話」が面白かった。

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通常のセッションだとモリスさんの「Fluentdが新Plugin API実装においていかに自由すぎる旧APIとの互換性を確保したかの話」がすっごい良かった。fluentdのアップデートに伴いPlugin群の互換性をどう保つかをRubyの黒魔術を使って解決していく。という構成が美しすぎたし、彼の流れるように出てくるコードの話が「最近めっちゃコード書いてるから出来るんだろうな〜」なんて思えて良かった。

LTではやっぱりマキさんの肉トーク。面白いの分かってはいたけど大爆笑だったw

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だんごゆっけ枠

2日目の朝一はkamadangoさん、そしてその後に同じ会場で僕のトーク1本目。という「だんごゆっけ」枠。確実に主催者の意図が感じられて嫌いじゃない。kamadangoさんベストスピーカー賞3位おめでとう!

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スマホ時代のBotアプリのつくり方

僕の1本目の発表です。まぁこの発表に関してはスライド見てもらえるといいかと思います、という雑なまとめw

speakerdeck.com

Webサービスにおけるキャッシュ戦略

2本目のトークです。Webアプリケーションレイヤーのキャッシュにまつわるロジック的なことを、実例と共に語るという趣旨で発表しました。

speakerdeck.com

わりとみんな通る道なので発表が終わった後に色んなフィードバックを確認出来て、すっごく学びがある。発表終わった直後マコピーにThendering Herd問題の解決について「こういう手があると思うんですよ〜」と詰め寄られるし、kazuhoさんからはHTTP/2サーバを書いている視点からツイートしてくれた。

そして資料を見て、サンフランシスコ方面からも... ありがたやー

まとめ

uzullaさん個人の意思と短い準備期間でこういうイベントが出来たのは素晴らしい!みんなが楽しそうにしている姿が観測されているので「ヤパチーサイコー」は嘘じゃないと思う。uzullaさん、皆さんに感謝!

おまけ

応援よろしくお願いします!

デバイスに人が慣れコンテンツが変わっていく

そういえば僕は以前、Happy Hacking Keyboard=HHKというキーボードが好きで愛用していましたが、現在はそれを所持しているにも関わらず、AppleのMagic Keyboardを使っています。こいつです。

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見ての通り、キーストロークがノートパソコンのキーボードに近く浅いです。ペタペタです。僕は打鍵が強い方なので、HHKの方が似合っているかもしれません。が、モバイル用のノートパソコンとしてMacBookも使うので、そちらに迎合する意味でもペタペタキーボードを「打ちにくいな!」と思いながらも修行のように利用していました。そしたらある時から違和感なくタイプ出来るようになりました。ようは何が言いたいかと言うと、人間というのは選択肢を狭めて使っていけば、そのデバイスにしまいには慣れる。ということです。

iPhoneの衝撃

最初、初期のiPhoneが発表された時に

あんなカマボコ板で電話すんの?

って思いました。でも今となれば(電話はそんなしなくなったかもですが)みんな使います。当然僕もです。スマホの画面がデカいものですから、パソコンでWebを見る時代からスマホでアプリを使う時代となりました。大きく考えれば、先ほどの僕のペタペタキーボードのようにスマホというデバイスに人間が慣れたと言う具合でしょうか。

新しいデバイスに人間が慣れると... 面白いのはそれによって体験するための「フォーマット」や「コンテンツ」が変わってくる件です。テレビやパソコンは横長ですが、スマホは手に持った状態だと縦型の物理的画面構成をしています。そうすると縦型に合わせたフォーマットが出現して、さらにコンテンツも変わって来てるんすよ。

Instagramのスクエア写真

今ではそれ以外も投稿可能ですが、Instagramでは写真を正方形の画角にして投稿させています。

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フィルム時代の写真の標準画角は「3:2」と言われています。Instgramが若者に大人気のご時世「写真と言えばインスタ!」となれば、その人にとっては写真の画角は「1:1」になるんすよね。画角が変わるとフォトグラフィーの手法が変わってくるわけで、どのような構図で何を取るか?といったコンテンツの部分も変えてることになります。例えば料理撮るにしてもこういうスクエアにフィットする写真が見栄えがいいとか。

www.instagram.com

iPhoneが登場し、スマホに人が慣れ、そこにフィットさせるフォーマットとしてのInstagramが登場し、写真の概念も変わっていくかも?これってなんかすごいと思いました。

縦動画

急にエロい話になりますが、DMM.co.jpを覗いてると以前から気になったものがありまして... それがスマホ対応を謳う縦動画というものです。

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僕もエロサイトを運用しているので分かるんすけど、スマホでエロ動画見たいっていうニーズは年々高くなってまして、そこに合わせるという意味ではこのフォーマットが出てくるのは妥当な気がします。で「ほんとにみんな縦型でスマホ持って自慰行為している」という仮定ならば!やはりコンテンツも変わってくるのではと思います。そしてエロ動画の標準がテレビの横長画角からスマホの縦型画角へ以降した際には(一概にそうなるとも言い切れませんが)、コンテンツばかりではなく「男子小中学生が一番最初に目にするデフォルト体位」が変わるんじゃないかと感じています。つまり現状の「正常位がデファクトスタンダードだろ」みたいな風潮が一気に「え?立ちバックでしょ」になる可能性もあるんすよ。だって縦で見栄えがいいの立ちバックか仁王立ちフ◯ラだからねぇ。

Exileの戦略

似たようなものの成功事例としてAKB48とEXILEが挙げられる。孫引き的な知識で申し訳ないが、テレビが「16:9」の画角になって横長になるタイミングで、ヒロかなんかが、EXILEをやる時に「(フォーマットが)横長になった時に見栄えがよくなるように人増やそうぜ」としたらヒットしたとかそんなん聞いたことある。愚直にデバイスやフォーマットに合わせにコンテンツをつくるのは大事かもしれない。

まとめ

PS VRの発売があったので、なんとなくツラツラと最近よく考えた「デバイス」「フォーマット」「コンテンツ」そして「体位」などについて書いてみました。デバイスをつくるのもいいけど、新しいデバイスに人間(社会)が慣れた瞬間を捉えて、そこにコンテンツをフィットさせていくのもいい戦略なんじゃないかなーって思います!

PS.

最近更新出来てないけど、するけど、Podcastやってます!タイトルがたまにシャ乱Qみたいらしいです!

www.wada.fm

Yet Another Pachimon Conferenceで話します! #yapc8oji

7月2日(土)、3日(日)と開催されるYAPC::Asia Hachioji 2016 mid in Shinagawaにてトークをすることが決定しました!ウェーイ!

P(achimon)の説明

ってこのイベントの存在を知らない方は「えっ?YAPC::Asiaって去年で終止符って展開じゃなかったの?」と驚かれるかもしれませんが、このYAPC::Asia。昨年まで合計10回行われた「Yet Another Perl Conference」のアジア版とは全くもって別物です。なぜなら... 今回のYAPCの「P」は「Pachimon」の略になっており、言ってしまえばパチモンのカンファレンスだからですw以下公式ページより引用。

  • YAPC::Asia Tokyoが無くなり、さびしいので個人でYAPCやってみることにした
  • 去年までのYAPC::Asia TokyoやJPA様とは一切関係ございません、個人です
  • 各方面に勝手に配慮し、YAPC::AsiaのPはPachimonのPです

「YAP(achimon)C::Asia Hachioji 2016 mid in Shinagawa」略してヤパチー(もしくはパチシーなのか、ヤパシーなのか)はこのようにとある個人の「ノリ」で開催されることになったのですが、その首謀者とはこの人です。

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一度知ってしまうと当人がいないPodcast収録現場で話題にあがりやすいという「うずらさん」です。勢いでやると言って、2日間300人規模のイベントをやろうとしているのマジですごい。と「P(achimon)」の説明が長くなりました...

開催概要

詳しくは公式サイトを見て下さい!

yapcasia8oji-2016mid.hachiojipm.org

と言うものの、旬な話題がありましてー、いよいよ参加申し込みが始まりました!会場は品川にある日本マイクロソフトさん。参加費はうずらさん個人が開催している都合上か分かりませんが大奮発の無料となってます!

2本話します

カンファレンスの性質上、今までのYAPC::Asiaでは出来ないような話をしようと思いましたが、わりと正当なテックトークを何故かノリで2本プロポーサルで出していまして、それがめでたく両方通りました。一方のトークははてブで一番人気。もう一方はReaction数で同率首位だったみたいです(トークプロポーサルをGitHub Issuesで管理していたのです)。

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まず、最初に紹介するトークでは、LINE BOT Trial AccountやFacebook MessageのBotなどスマホメッセンジャーボットのAPIが実験的であれ公開されつつあるので、その実装の話をIRC時代からのボットの流れも汲み取りつつしたいなーと思います。

github.com

現在、ボケてで「BOKETE BOT」なるLINEのボットアカウントを実験的に開放してまして、登録者(アカウントのお友達)数が2,000を超えてます。

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まだ、お友達募集中なので、気になる方はこちらのページを参考に使ってみてください。と、このように実際つくってるんで、その時気づいた「実は一筋縄では行かないところもあるぜー」ってのと「こういう考え方でボットを組み立てるといいぜー」みたいな話をします。

もう一つが、Webアプリにおいてデータストアの一種として使うキャッシュについて、僕が以前から工夫したことを紹介するというテーマです。

github.com

基本的なExpireを利用したキャッシュの仕組みからThundering Herd問題をいかに解決するかなどの試行錯誤を紹介しますので、ビギナーの方は「なるほどー」経験者の方は「あるあるー」って反応をいただけるトークになるでしょう!

どちらとも40分、2日目7月3日(日)に間挟んで2連荘でトークするので是非見に来て下さい!!!最後にその日の参加申し込み(無料)のページを貼っつけておきましょう。

connpass.com

当然ですが、もちろん僕以外にも多岐に渡る(YAPCのPはPerlのPじゃないから?)面白そうなトークがたくさんあるのでみんなでヤパチーに行こー!

IVS CTO Night&Day 2016春 に行ってきた #ctonight

「行ってきた」と言っても、いまだ開催された宮崎市内にいますが... 血迷って中途半端な時間の飛行機を取ってしまい空き時間が出来たので、それを利用して「鉄は熱いうちに」昨日まで開催されていた「IVS CTO Night&Day 2016 Spring」のことについて書きます。

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IVS CTO Night&Dayとは?

そもそもこの「IVS CTO Night&Day」というのは、「CTO」という冠が付いていること、参加に関して「招待制」であることや、トピックによっては「オフレコ」な話が出てくるなどの性質上「なんだかよく分からない」イベント感満載かもしれないですw 僕は第1回から参加しているのですが、正直最初招待された時も、Webサイトを見ても情報量が少ないしそんな感想でした。なんで、僕なりにちゃんと解説します。

元々、インターネット業界やスタートアップ企業の経営者向けのイベントとして「IVS=Infinity Ventures Summit」というイベントがありましてー、いわゆるCEOや会社の代表の人達が参加する規模のデカいモノなんですが、ようはそれの「CTO版をやったらどや!」としてCTO Night&Dayが発足したようです。なのでIVSが開催される会場に併設されてCTO向けのイベントが行われているのです。と言ってもイベントの期間中、本体である「IVS」と「CTO Night&Day」の交わりはほっとんどなく、IVSのLaunch Padと言われる一部のイベントのみCTO側が参加出来るだけです。大人の事情でIVS本体の方 が豪華な演出らしく、CTO Night&Day参加者が本体の方へ忍び込んで、置いてあるお菓子でも食べようものなら超絶怒られてそれどころじゃないらしいですw それも加えて参加者が経営者か、CTOもしくはCTO相当の方という差で2つのイベントの性質を比べると雰囲気とかだいぶ違うみたい。

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さて、このCTOイベント、正式名称には「powered by AWS」という接尾語がついておりまして「AWS=Amazon Web Service」さんがいろんな意味で頑張ってくれて開催されています。ボケての運用とかで普段から割りとヘビーにAWSを使っていると、Amazon JapanのAWS担当の技術や営業の方がサポートでついてくれるんですが、そうした見慣れた面々の方々が、今回のイベントでもスタッフとして忙しそうに企画や準備にはじまり仕切りまでやってました。CTO Night&Dayは前夜祭的なパーティを含めると合計3日間、参加者人数は100人規模で行われるそれなりに「大変な」イベントなので、それを自分達で泥臭く開催してくれているのは非常に好感が持てて、ありがたいです!この記事はこうしたAWSの方々に感謝する意味でも書いていたりしますw

セッション

Day0、Day1、Day2とあるうちの後半2日間は「セッション」が用意されています。以下の種類にだいたい分別出来るのではないでしょうか。

  • ゲストトーク
  • 参加者の方々によるピッチ的なトーク
  • アンカンファレンス
  • トークセッション
  • CEOが登壇する特別セッション
  • コーヒーブレイク

ゲストトークはCTOの中でもテーマとなるトピックに相応しい方が登壇し、時にはオフレコも挟んだトークが聴けます。例えば、前回京都で開催された時は「海外展開」的なテーマだったっぽくて、個人的には同じように「B to C」をやってるメルカリのsotarokやスマニューのかいせいさんのグローバル化のチャレンジや苦労話が面白かった。今回は「元CTO」がテーマだったので、先日まで楽天のCTOだった安武さんや現Supershipで元nanapiのwadapがトークしていました。

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2人〜3人のゲストが椅子に座りながら、ざっくばらんに行うトークセッションは、質問などもしやすく雰囲気が良いです。昨日は元CTO代表としてmixiを立ち上げたバタラさんが安武さんと話すセッションになりました。バタラさんが当時を振り返って「モッドパール」って言ってたのが個人的にツボでした。

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アンカンファレンスでは事前のアンケートでピックアップされたテーマに基づき、チーム分けされ、その議題について話し合い、結果を短い時間で発表します。例えば、

  • 経営者としてのCTOの役割
  • 技術的負債の返し方
  • 会社のブランディング
  • マネージメントについて
  • 採用
  • CTOの憂鬱ポイント=YPいくつ?

などなどがテーマです。会社の規模感や目指す方向、各自の役割によってそれぞれ視点が異なる中、まとめていくのは結構難しいのですが、色んな会社や組織があってみんな試行錯誤していることが分かっていいです。

一番最後のセッションには毎回、CTOじゃない経営者の人が登壇して違う視点を得られます。今回はあの「皆さんがお世話になっている」であろうDMMを立ち上げた亀山会長でした。参加者全員がそう思っていたかもしれないってくらい「あの人の真似は出来ない」なって感じでしたw いやーベースがモノづくりなCTOとああいう、お金稼ぎに特化した方は考え方が違う。それも別段いやらしくなく言うので、真似は出来ないかもだけど、楽しい時間を過ごせました。

3日間連チャンパーティ

夜は美味しい食事と共に、パーティです。3日連続で続きます。セッションも密度の濃いものなので、パーティでまた色んな方と交流するのは正直疲れます。が、もちろん楽しいです。

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皆勤賞の僕の感想としては、参加者の傾向が影響しているのか、プログラムがいいのか、なんなのかよくわかりませんが、回を重ねるごとに「雰囲気が良くなっている」と感じました。パーティなのでコミュ力が試され、時には「ぼっち」という状況になりかねませんが、まぁ全体的にそんなことはなく、ワイワイ楽しく交流出来る。その割合が高くなっている感はあります。

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印象的な事柄

僕のケースだと、会社やチームの規模も小さく、かつ方針としてスケールせずに「パートナーシップでサービスを大きくする」という変わった方針をとっているので、ぶっちゃけ上場を目指しているような成長企業の方と思考のズレがあります。これはこれで、一見話が合わなくて辛い感もあります。とはいえ、やり方の一つとして参考にもなるし、最近自分は技術顧問として他社も見ているので、吸収出来るようになってきました。

だんだん分かってきたのはエンジニア一人の会社のCTOから、1000人超えなCTOがいる中で、頑張っているところの本質は変わらないんだなーってことです。去年、クックパッドのセコンさん、はてな田中さん、GREE藤本さんのトークセッションでそれを強く感じました。

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まぁ詳細はあえて書きませんが、何が起こったかと言うと、みんな過去の技術的な過ちを持っていて、それについて全員謝っていたんですよねw 「こんなものつくってごめんなさい」とか「これ導入してごめんなさい」とかw そういう経験は当然僕もあることで、規模の差は関係なく抱く心理で、過ちをキチンと認めることが大事なんだなーって思いました。

まとめ

ということで、IVS CTO Night & Day 2016 Spring powered by AWSに行ってきました。このイベントは今後も半年に一回のペースで行われる可能性が高く、次回は冬となっています。CTOという肩書がついてなくても「CTO相当」ならばOK!招待制なんですが、おそらく次回開催される場合、僕が招待することが可能なので「行きたい!」という方はお声がけください。というか何人か呼んだら面白そうって人がいるので招待しますw

最後にイベントを支えてくれたAWSの方々、ありがとうございます!

とある技術顧問のお仕事

トラベルブックの技術顧問となって1年以上が経った。今ではそれに加え、ブレイブソフトHIROKENと合計3社の顧問をやっている。僕が元から持っているオモロキでの「ボケてのバックエンド開発」は継続しつつの顧問業務である。最初は「しんどいかな?」とか「ほんとに俺でいいの?」と感じるところがあったが、今では試行錯誤しつつも機動に乗ってきたところがあり、仕事としての実感も出てきている。ということでバスワード気味に浸透している「技術顧問」というお仕事の実態について、他の顧問さんと違いがある前提で、僕のケースを紹介してみたい。

誰から誘われたのか?など

まず最初に「技術顧問は誰から依頼されるのか?」ってので、その会社に対する役割が変わってくる。大きくは2つのパターンがあるだろう。

  • CTOもしくは開発部長の立場の人
  • 社長や代表

トラベルブックの場合は当時、全社で10人にも満たない開発も一人だけのスタートアップであった(現在もインターン含めて20名弱程度)。以前から付き合いのあったCTOの高木くんから声をかけてもらったのである。

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また、ブレイブソフトの場合はボケての開発でも縁がある社長のえいちゃんから依頼をされた。技術顧問というだけあってサービスなりプロダクトの「制作」に対するアドバイスをするわけだが「誰から声をかけられたか?」によって、その性質は若干異なる。

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特徴的なのは社長から声をかけられたブレイブソフトで、技術チームとの打合せや勉強会以外に、えいちゃん本人との話し合いの時間を別途用意したり、採用にまつわるブランディングなども役割として課せられる。またHIROKENでも社長経由であり、技術的な事柄の関わりは少ないという前提なので、新規事業の企画会議の進行補助なども行った。このように誘ってくれる人が、技術系か?経営寄りの人から?によって、業務の比重が変わってくるのは確かだと思う 。

と、もうこの時点で技術顧問は「技術関係ない場合が多い」「各社やることバラバラ」という結論が見えて来ているが続けよう。

ちなみに、顧問として、条件にもよるが、僕の場合は月に2〜3回の訪問を目指している。これもわりとケースバイケースで、議題がホットな時期は毎週通ったりしていた。SlackやGitHubなどのオンラインツールで済むこともあるだろうが、実際に足を運ばないと温度感が分からないし、自分も仕事をしているという実感が沸かないので、このスタイルは崩さないようにしたい。

その役割

もうお分かりかもしれないが、技術顧問の役割は「技術を伝授する」だけに留まらず多岐に渡る。今でこそ技術的な話題が多くなってきたトラベルブックであるが、当初はサービスとしての意識がチーム全体でつくれていない状態だったので、そのサービスの「哲学とは何か?」「どんな可能性がある?」「じゃ最終的に何がしたい?」といったことを話し合う打合せのファシリテーションをしたのが思い出深い。

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このように事業のステージや会社規模によっても役割が変わってくるので、その辺りは柔軟に対処していきたいと思う。

さて本筋とされそうな技術的要素においてのロールについて。これについて求められている事を一言でいうと「技術選択への不安を払拭したい」となるだろう。エンジニアなら誰しも経験があるだろうけれど「こういうことしたいんだけど、このライブラリでいいのかな?」といった類いの迷いに対してのアドバイスをする、という形である。ただし、顧問の場合、特に言語固有のライブラリ選択にまではあまり口を出さず、サービスのアーキテクチャや環境構築などといった大きな括りについて方向性を示すことが多い。

例えば、要件として頻繁なテーマはいわゆる「Infrastructure as Code」について。僕はAnsibleをオーケストレーションやデプロイに使っているので「例えばこれ使うと簡単だよ〜」なんてアドバイスを実例を交えながらesa.ioにまとめつつ、その資料を使って勉強会をしたりした。

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また、参照実装と呼んでいる「ロジックとして」参考になるコードをサクッと書いて「これでどう?」なんてやりとりもたまに起こる。

僕の場合は経験もあるだろうが、周りに優秀で中には大規模をやっているエンジニアがたくさんいるので、そこからの情報をキャッチ出来る立場である。それを利用して出来るアドバイスもあるかな〜なんて思っています。また、OSSのソフトウェアは以前から覗いていて、こうした「外の世界」をあまり知らない人達に対して、OSSの紹介や実装を教えつつも外を見ることを習慣付ける心がけをしている。

注意したいのは顧問は「答えを出しちゃいけない」ということだ。つい、議論が白熱して「俺の考えが正しいぞ」となることもあるが、それを強要しちゃいけない。顧問である以上、それに対して責任を負えない。「選択肢を広げる」または逆に「選択肢を狭める」ことをアドバイスしながら、答えを自ら出させるのが仕事だと思っている。

チームビルディングへの貢献

以前、こうした顧問業以外に、大手コンサルティングファームの子会社の技術研修を外部講師として社内勉強会を担当したことがあった。その際に、良かったなと思ったことが印象深い。とある製品を子会社含めて3社合同で開発していたのだが、その3社のエンジニアが一同に会することがあまりなかったらしく、僕が担当する勉強会という存在が珍しいものだった。すると、顔が見える場所で、やたら的を射た質問をしてくる方がいる。休憩中でも僕に積極的に絡んできてくれて「〜ってライブラリを家で使ってみましたよ」なんて言ってくれる。すると周りにエンジニアは「彼は出来る人なんだ」もしくは「彼は意識がある人なんだ」という認識が生まれてくる。これは開発が会社として3社に分かれているから、今まで見えてこなかったことだったかもしれない。結果、半年に及ぶ勉強会が終わる日にはみんなで仲良くピザパーティをし、質問をしてきた彼には「XXXの責任者やってくださいよ〜」なんて声もかかった。

このエピソードから実感したのは、外部として入ることの付加価値である。ウマく機能さえすれば、チームのメンバーが見える化するんだな、と。技術顧問も「あえて」社外の人間としてそのチームと関わる。いい感じに自分がキッカケになってチームのメンバーが仲良くなり、全体のパフォーマンスも上がると嬉しいし、そのことを心がけたい。

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複数社を見ることでの相乗効果

トラベルブック以外の2社は今年1月から関わっている。来社する手間は当然増えるわけだが、このように複数社を受け持つことによるメリットはだいぶあるなと実感している。簡単に言えば「A社とB社を見ていれば、A社で培ったノウハウを困っているB社で活かすことが出来る」といった効果である。各社の会社の守るべき価値はあるとして、相乗効果を狙える部分はWin-Winにしていきたいし、キャパの許す限り(とはいえ結構もう一杯なんだけど)技術顧問していくのはアリですね。

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技術顧問を出来る環境

僕がこうして技術顧問が出来るのも、代表を務めるワディットという会社があるからだし、オモロキもオフィスがなく成果主義だからである。仕事をある程度自由に選択出来る立場の人でないと技術顧問をするのは正直キツいな、とは思うもの、こうした環境はもっと広まってもいいと感じている。

まとめ

僕が今チャレンジしている技術顧問というお仕事について実態を語ってみました。「技術顧問」といえどこのように役割が多岐に渡るために、汎用的な言葉として「コンサルティング」という言葉を使った方がいいんじゃね?とは思いますが「響き」として技術顧問は気に入ってます。現在進行形でエンジニアだから、自分だから、出来ることはあると思うので、いい関係になれるように頑張っていきたいです!

各社勝手に宣伝

トラベルブック

旅行にまつわるいわゆるキュレーションメディアですが、全てオリジナル記事で質が高く、今後も旅行やお出かけをアシストしていきます。インターンのエンジニアを募集してます。

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ブレイブソフト

スマホアプリの開発会社です。ボケてのモバイルアプリもパートナーとしてつくってもらってます。

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HIROKEN

士業というリアルなところとつながりのある会社です。僕も関わっている新規事業が面白そうです。わくわく

hiroken-grp.co.jp

PS.

Podcastやってます!夫婦で聴いてる人達もいるらしいです!

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