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ゆーすけべー日記

はてなBlogってどーなの!?

自宅サーバー管理者にとっての停電問題 - 結論=UPSを注文した

長いので結論から引用。 自宅サーバーの停電対策として、2つの選択肢があり、コスト面の差はこのような具合だ。

  • 60A へ容量を上げる=\500/月UP
  • UPS を導入する=\1200/月UP

ところが、心理的負担や税理的な面も考慮すれば、結果的に

UPS を導入する

に決まった。で、今注文したところ。 以下だらだらとそこへ至るまでの経緯。

冬がやってきた。 Yappoさんほどじゃないけど俺も自宅でサーバーを運用している。 この日記を含め、約30ドメインのウェブサイトを主に管理していて、Apacheの Daily Avg の Hits が 200K ほど。この規模感がぶっちゃけよくわからないが、最近、ピーク時は Apache の Max Client が 256 で耐えられなかったくらい(PenDにメモリ4Gつんだマシンで)。まぁたいしたことはないだろうけど、それなりにサービスをやっているというわけ。 それで自宅サーバー管理者にとって、こうしたサービスを展開するに当たり根源となる電源についての問題というのは、わりかし考えなくてはいけないことかもしれないという話。ってか個人的、我が家のことなのだが、この冬の時期になると、家全体で暖房をつけて、さらに母ちゃんが電子レンジとオーブンをデュアルで使ったりするとすぐにブレーカーが落ちる。つまりは停電である。すると後述するUPS(無停電電源装置)をつけていないため、もちろん稼動しているサーバーにも電源が供給されなくなり、一気にプチンと電源が切れる。 ブレーカーを再び上げると、再起動するように設定してあるから、ハードディスクがぶっとばない限りはそこでサービスがまた立ち上がるようにはなっている。このように数分の間サービスが停止するだけで、とりわけ問題はなく、これまでやってきた。しかし、だ。このたびたび停電になってサーバーが落ちるっていうのは、いつハードディスクぶっとんでもおかしくないし、数分でもサービスを止めることになるわけで、それに対する心理的負担というのが結構でかい。だから、最近になって、あー冬がきちゃったよと、かわいいサーバーさんを思いやる気分になったりする。実際問題、今年に入って2,3回ブレーカーが落ちた。

サーバールームの様子、まだまだいまどきのWEBエンジニアになれていない
server server

これを解決したい。UPSを導入すればいいんだけど、そんなことをTwitterでささやいたら、 @harupongさんがアドバイスくれた

UPS使うと直流/交流変換が2回発生するので電源効率が悪くなるよ。100V 50Aで厳しいなら先に容量上げたほうがよいかも。でないと始終UPSが稼動してバッテリがすぐへたることに。

そうか、電源のアンペアのアップか。YappoさんもTwitterでそんなことをつぶやいていたな。 つまりは停電問題に対し2つの解決策がある。

  • 現在の100V 50A の契約から 60A へ容量を上げる
  • UPSを購入する

もちろん、2つとも導入することも考えられる。 が、とりあえずまず先にどちらを選択するかだ。 そこで、いろいろ問い合わせて、コストを計算してみた。

「現在の100V 50A の契約から 60A へ容量を上げる」の場合。 とりあえず、東京電力へ電話。あ、そういえば、

2世帯住宅のように電気系統を分けるのが一番よいかも。

というアドバイスも@harupongさんにもらっていて、確かにそれはいいなと思い、問い合わせてみたんだけど、住居に玄関が2つあるなど2世帯住宅の条件を揃えていないとメーターを分けることは不可能とのこと。 なるほど。で、60Aへ上げると大体月額の基本料金が約500円上がると言われた。

次に、UPS購入の場合。 何を購入するかということが最初に問題にあがったが、 ここはオーバースペック気味ではあるものの、APC の1500W のものをチョイス。 値段が最安値で55,000円程度。 バッテリーの寿命が3年ほどらしく、交換用のものが28,000円くらいで売られている。 これを月額コストにして計算してみる。 単純にバッテリー28,000円を3年=36ヶ月で割ると、777円とでる。 さらに、最初に購入するUPSの価格55,000円からバッテリー価格28,000を引いた額約3万円を5年で償却すると考えて、30,000円割る60ヶ月で500円とでる。 足すと1200円ほどである(@harupongさんに指摘された電源効率の件はぶっちゃけよくわからないので誤差とさせていただきます&償却の計算はわりと適当でその分も誤差で><)。

これで、コストの差が出た。

  • 60A へ容量を上げる=\500/月UP
  • UPS を導入する=\1200/月UP

じゃあ安いからといって、60Aへ容量を上げればいいかといったら、そう簡単に結論が出ない。 UPS の方がメリットがある。 現状のサーバー構成だったら、停電してすぐにブレーカーをあげるとすれば、 それによる停止は UPS からのバッテリー供給ができるのでほぼ完璧にありえなくなる。 一方、UPSを導入せずに60Aへアップで対応した場合、これは試してみないとわからないが、 容量食いすぎでまたブレーカーが落ちてしまう事態だって想定できるし、雷などによる災害時の停電は免れない。 また、サーバーは俺が一応運営している会社でも使用用途が発生しているため、 UPS を購入した場合は経費清算ができることもあり、実コストはもう少し(いやぶっちゃけかなり)抑えられる。

そこで出た結論。

サーバーを停電により落としたくないという心理的負担や税制面も考慮し、多少高く付くが、UPS を導入する。

長くなったがそういうことで、早速 UPS を注文した。もう既に、入金して、もうそろそろ発送されるようだ。

そういえば、Yappoさんが大量にSC440を自宅に置いている写真を載せて、

今時のWEBエンジニアは、このくらいの環境を自宅に置いとかないとだめだと思う。

といったが、俺はその通りだと思う。 でも、その反面、マジレスすると自宅サーバーはスケールアウトよりも断然スケールアップの方がいいよね、と思う。というかYappoさん自身そういっている。 あれ、頭がカオスになってきた。 まぁ、スケールアウトでもスケールアップでもいいが、もっとトラフィックが集められるようなみんなに見られるコンテンツやサービスを作りたいと思う。 そのために今回選択した UPS導入 は役に立つだろう。 UPS がきたら設置レポートを書く予定である。

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追記

otsuneさんは言いました。

UPS使うと電源効率が悪くなるってのは「常時インバータ方式UPS」だけじゃね?... lang:ja

@harupong 極論だと間違っちゃいないけど、yusukebe blogの事例で「アンペア増やす」のと「UPS導入する」のを電力効率を元に比較するのが変だなぁと思ってた lang:ja

なんかいろいろ、混乱させるようですいません>< ま、とりあえず、UPS は前から入れたかったし、はてぶコメントの yachimon さん曰く「今時UPSも無いような環境なんて(ry」といわれたとおり入れとけってことなんで、そのための今回のエントリーは言い訳的な感じです。 コメントくれた方、いろいろ勉強になりました!